一塩基遺伝子変異(SNP)は、ゲノムDNAの塩基(A、T、C、Gの4種類あり)配列が1つ分だけ他の塩基に置き換わっていることです。SNPの違いは病気のなりやすさや体質に影響する遺伝的な要因として知られています。
国際的な大規模な研究は、COVID-19の罹患により重症化した患者と一般集団のゲノムデータを比較し、重症化に関連する遺伝子領域の特定が、進められています。
これらの研究結果から選定した二つの遺伝子SNPを元に、 COVID-19罹患時の重症化リスクの遺伝的傾向を分析します。
※ 画像はイメージです。
TaqMan 法では、蛍光標識した遺伝子配列特異的な TaqMan プローブが設計されています。一塩基遺伝子変異(SNP)解析において、異なる蛍光色素によって標識されている2種類のTaqManプローブは解析対象となるそれぞれの遺伝子SNPに結合します。PCRにより増幅したSNPターゲットに結合するプローブ由来の蛍光を元に変異があるかを判定します。
※調査をするには、事前登録が必要です。
申込がない場合は調査が出来かねます。
採取前一時間程度は、飲食や歯磨き、うがい薬を使用したうがいはしないでください。また、採取時はなるべく清潔な環境で手を洗い、水で軽く口をゆすいでから採取してください。
コレクターを密閉袋から取り出し、キャップをはずしてください。コレクターの先端部分を両側の頬の内側に当て、回しながらコレクターの先端部分全体に付着するように10-20回程こすってください。
採取したコレクターの先端部分をキャップはずした状態で自然乾燥させてください。(室温で30分ほど)この時手や他のものがコレクターの先端部分と接触しないように注意してください。
乾燥したコレクターでキャップを閉めてください。手や他のものがコレクターの先端部分と接触しないようにご注意ください。
コレクターにキット番号シール(1枚)を縦に貼り付けてください。
コレクターを同梱の密封袋へ入れてください。密封袋をしっかり閉じてください。
封筒の裏面に名前と住所を記入し、シールを貼った上で、密封袋に入れたコレクターを封筒に入れて速やかに郵送してください。
解析結果が届くまでしばらくお待ちください。サンプルは弊社が受領後、調査結果のお知らせがご登録頂いたメールアドレスに届きます。
IFNAR2遺伝子(rs2236757)の核酸塩基をAである場合は変異有り、Aでない場合は変異無と表示しています。FOXP4遺伝子(rs1886814)の核酸塩基をCである場合は変異有り、Cでない場合は変異無と表示しています。
遺伝学的な体質リスクの傾向を分析するものであり、医師の診断、遺伝性疾患に関する評価ではありません。リスクが高くても必ず発症、重症化になるわけではありません。また、リスクが低くても発症、重症化になる可能性がないと断定するものではありません。新しい研究成果により解釈が変わる可能性があります。
ご購入はこちら